明治時代の川越大火にも耐え、防火性を見直された土蔵づくり。重厚な開き扉や堅牢な瓦屋根にそれを店蔵に取り入れた小江戸商人の心意気が感じられます。
古き良き物を大切にし共生しようとした人々によって守られ、和モダンの魅力的な店舗が軒を連ねます。
食べ歩きのグルメを楽しみながら、おみやげ探しの時間もつい長めになりがち。
近くにはユネスコの無形文化遺産に登録された「川越まつり」の山車が常時展示されている「川越まつり会館」もあります。

ふと、路地から見上げるとそこには川越のシンボル「時の鐘」が…。
時間に正確だった藩主によって設けられたとされていますが、１００年以上経った今もなお市民に時を告げています。 ちょっと小路に入れば、活気のある商空間とは違う静かな暮らしの小風景や清閑な雰囲気のお寺などに趣を感じるエリアでもあります。

また明治初期からその歴史を刻む「菓子屋横丁」では昔なつかしい駄菓子を売る店が並び、ノスタルジックな時の流れが今でも多くの人を集めています。

※蔵づくりの町並みは「重要伝統的建造物群保存地区」に指定、また「美しい日本の歴史的風土100選」に選定されています。
※時の鐘は「残したい日本の音風景100選」に選定されています。

小江戸川越散策マップは
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